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アウトプット思考を読んだ

· 約4分
moroball14

『アウトプット思考』を読んだ。

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84688-0

アウトプットを意識してインプットをした方が良い、というのは割と今までも多く語られてきた印象だった。

時間を固定する、という概念は、わかっているけどできていないことだった。 そこの締め切りがあるかないかで、インプットの質は結構変わってくると思う。

締め切りがあるからやらなきゃ!みたいな感じ。コンサルが膨大な資料から良質なアウトプットができるのも、時間を固定したインプットがあるから。

エンジニアが読む技術書って、世の中のビジネス書だったり文庫本だったり新書だったりと比べると、ページ数が多くて読み応えある本が多い。今読んでいる『データ指向アプリケーションデザイン』という技術書は A4 くらいの判型で、600 ページ以上存在する。

そういった本を読むとき、いつまでにこれを読む、みたいな締め切りがないと、正直いつまで経っても読み終わらないと思う。

また、アウトプットを前提に読まないと、結局頭に入ってこない。

  • 読み終える
  • 知識として定着させる

上記を達成させるために、期限を決めて、何かしらアウトプット(人に説明するだけでもめちゃくちゃ意義がある)しないと、意味がないといってもいいくらい。

これ、日常でも同じこと言えるなって感じた。 SNS。正直ダラダラと見続けることができちゃう。正直インスタグラムのおすすめは、ずっと下にスクロールしちゃう。(きっと僕だけじゃないと信じてる。。) なぜそうかって、おそらく見る時間を一日の中で固定しないから。おそらく。

実際、この『アウトプット思考』を読んですぐに、スクリーンタイムを設定した。SNS は一旦 1 日 30 分まで。子供の頃のゲームの制限を思い出した。正直この制限を加えるまでは、何時間見ていたかわからない。だから制限を課しても守れるかわからなかった。でも、意外と守れるんだなー。すごい。

その効果は正直わからないけど、使える時間は増えた気がする。少なくとも、ダラダラとしなくなった。1 週間くらいしか経っていないので、これからどうなるかが見ものだ。

ここまで、一番印象に残った時間を固定するという概念について書いてきたが、『アウトプット思考』を読んでもう一つ印象に残ったのは、アウトプットの定義。それは、「自分に良い影響をもたらすこと」か。正直この表現だったかはあまり覚えていない(笑)。でもこんな感じだった気がする。

たとえば仕事で上司に報告書を書かなければいけないとする。一見この報告書はアウトプットのように見えるが、じゃあこの報告書が自分に良い影響をもたらすか、と問われたときに自信を持って Yes と答えられるか。 形のあるものをアウトプットと呼ぶのではなくて、「自分に良い影響をもたらすこと」が結果的にアウトプットになる。そんな認識を得た。

この読書メモがアウトプットかどうかは、正直現時点ではわからない。言語化をすることで、再現性を高めることができ、将来の自分に役に立つのであれば、アウトプットと呼べる。 このブログを書き始めたときに書いた「最初にもっと気楽に残したい」って思いと少し離れるかもしれない主張であるのが、3 つ目の記事にして出てきたのが不安だけど(笑)。

かと言って、何も書かなければ知識の定着はないので、そんな不安を書かない理由にしてはいけない。強く心を持つ。

話が逸れたので戻す。アウトプットは「自分に良い影響をもたらすこと」。 今この話を聞いて悩んでしまった方は、まずスクリーンタイムで SNS を 1 日 30 分しか見れないように制限しよう。これもきっと未来の自分の役に立つアウトプットになるはず。